2024-01-01から1年間の記事一覧

口を大きく開けてね!

hot のo (short o) は口を大きく開けて発音してねとよく言われます。 それで唇を大きく開けても、まったく音がでません。 それは口を大きくする位置が違ったからでした。 口の後半部分。つまり顎を落とすという意味だったからです。 そのため、唇を少しだけ…

アルプス一万尺子やぎの上で

昔はアルプス一万尺子やぎの上で〜 と勘違いしていました。 子やぎの上ではムリだなと思っていたんですが正しいのはこやりの上でした。 結局どちらもムリなんですが。 これは、りとぎが似ている音だから聞き間違いをしていたんだと思います。 どちらも同じG…

かばん語の法則

ブログ内で何度か英語はvc 日本語はcv の音節構造をしていると 書いておりますが特にわかりやすいのは「かばん語」と いわれている言葉だと思います。 英語の造語を作る時によくある2つの単語を1つにすることを意味します。 magazine + book → mook breakfa…

ネイティブ神話があるけれど(Rの発音編)

前回に続き今回は日本人には憎き(?) Rの発音です。 R は巻き舌とか言われています。rolled tongue の訳語なのですが このrolled の意味はdrum roll(ドラムロール)と同じで連打するの意味です。 例えば、イタリア語で車のferrari(フェラーリ)のrrの音です。 …

ネイティブ神話があるけれど(Lの発音編)

日本人も外国人に教える時にそうですが、ネイティブがこう発音するんですよと 教えてくれる方法と実際の発音方法が違うことがあります。 Lの発音は、舌を歯の後ろにつけて発音すると教えてくれますが 実際は違いました。 前回の記事にも書いてみましたが、L…

事前に知っていたら

英語の勉強を始めるときにこれを知っていたら良かったのに と思うことをまとめてみました。 一番重要なことは英語を読み書き聞く話すために日本語を介することを 早いうちにやめること。 文法は大切だけど文法用語はどうしてもむりな翻訳をしているから なる…

vの発音

日本語には有声摩擦音がありません。 ずはdz です。舌をつけていますのでヅなのです。 だから英語のz とかv の発音は大変です。 v は歯と下唇とか言われますが鳴っているのは どちらかというと唇の上下の繋ぎ目の辺り両端です。 そのあたりを鳴らすイメージ…

口をすぼめるって言うけれど

英語の発音の時によくある表現で口をすぼめましょうと言うものがあります。 long oo やw の発音の時に使われて唇をとんがらせることだよなんて 言われますが違いました。 唇をいくらとんがらせてもダメだったのは 両頬を狭めてなかったからです。 頬と言って…

音素表の子音編

発音は舌の位置とかで決まります。 舌を完全に閉じて鼻から出すと鼻音。m n とかです。 破裂させて音を出すと閉鎖音。t k p とかです。 隙間を作って鋭い音を出すと摩擦音。s sh とかです。 摩擦音より舌とかをもっと離すと流音です。 y w l rとかです。 鼻…

音素

音素というものがあります。 これは言語での心の中の音の最小単位です。 日本語で言うところの五十音表が分かりやすいかと思います。 英語では10年くらい前からフォニックスというのが流行しています。 またもろに五十音表のような言葉として、42 sounds と…

英語の音節構造は

日本語と英語の大きな違いは音節構造が違います。 だから聞き取りにくくなります。 日本語はCV です。英語はVC です。 Cは子音。Vは母音を表します。 例えばホンを日本語だと ho-n_ と発音しますが 英語だと_h-on と発音します。 宇多田ヒカルさんの曲を聴く…

英語は発音が大事と言うけれど・・・

英語業界にはまことしやか唱えられている謎の説が多くあります。 カタカナ英語でも十分大丈夫! 英語は発音より気持ちが大切! 日本人は文法ばかり勉強しているから英語が話せないんだ! などなどいろいろとあります。 ただ一つ言えることは、英語において大…